アセンブラ言語とは
アセンブラ言語
機械語を人間にわかりやすい単語で表現したもの。 といっても基本的に一対一の対訳なので、CPUの考え方が必要となる。 プログラムは上から一行ずつ実行されると考えればよい。
コードを書くその前に
オペランドの順番を確認
アセンブラは、ものによってオペランドの順番にクセがあり、処理結果が最初のオペランドに再代入されるもの、三つ目のオペランドを指定してそこに書き込まれるものなど、違いがあります。
自分が書こうとしているものは処理結果がどこに入るのか、最初に意識して臨みましょう
構造化
プログラマの生産性の向上のために、高級言語が発展してきました。逆に言えば、高級言語で行われていることを低級言語(アセンブラ)でも意識することで、生産性の低下をある程度防ぐことができます。
フローチャートでこんがらがった矢印を何本も書かないと理解できないようなコードを書く前に、C言語に直訳できるような簡潔な制御構造を使いましょう。
適切な命名
ラベルの名前をテキトーに付けないこと。
アセンブラは同じ内容のCに比べて、数倍の行数になることが多いです。どこを書いて/読んでいるのか理解を助ける意味でも、ラベルの名前には気を配りましょう。もちろんコメントで意味を補うことも助けになります。
(私のおすすめはサブルーチン名+処理名です。例: putLife2lcd_4allChar_end:
長いけど。)
より小さく、より簡潔に
Cでは関数は小さくして沢山に分ける。アセンブラでのサブルーチンに対しても。
上述しましたが、アセンブラは一つの処理が長くなりがちです。C言語でも一つ一つの関数を小さくして、適切に命名して、コードが何をするか自ら語るように書くことで見通しがよくなります。これと同じ事をアセンブラでも心がけてほしいと思います。